手元に置いておきたい!買ってしまうほど面白い漫画達

皆さんは漫画好きですか?私は子供の頃から、親が買っていた少年漫画や少女漫画が沢山あったので、漫画がいっぱいの環境で育ちました。ドカベンブラックジャックサイボーグ009スケバン刑事…などなど。そんな訳で大人になった今も漫画が大好きな訳ですが、社会人になると立ち読みや漫画喫茶で読むことはあっても、新しい種類の漫画を買うことが少なくなりました。それでも思わず『買ってしまうほど面白い漫画』を三つご紹介します。

『東京喰種(トーキョーグール)』 作者:石田スイ

★あらすじ

人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人喰種が蔓延る東京。平凡な大学生・金木研(通称:カネキ)は喰種に襲われ瀕死となるが、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種(グール)となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。 -wikiより抜粋

☆おすすめポイント

ヤングジャンプを読んだ際に、独特の世界観に引き込まれ、何週か読むうちに購入に至りました。
主人公の金木がとても魅力的ですね。まず読書好きな平凡な大学生というところがいい。きっと作者の石田スイさんも本が大好きなんでしょうね。所々に本から引用した言葉が散りばめられています。それがまた物語の一場面を引き立てるのにぴったりな言葉で、ワクワクします。

お気に入りの場面に登場する言葉を一つ。金木が友達を救うためにグールの力を目覚めさせる場面に登場するものです。
「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。」-ヘルマン・ヘッセデミアン

また、作品のテーマとして、「風の谷のナウシカ」のテーマである『共存』に通ずる所があるかと思います。それが分かる個所が、元人間で現グールであり人でもグールでもない自分はどちらにも居場所がないと苦悩する金木に対して、飢餓から救ってくれたマスターが語りかける場面、
「君はグールであり…同時に人間でもあるんだ ふたつの世界に居場所を持てる唯一人の存在なんだよ」と。
金木が何を思い、どう行動するのか。これからが楽しみな漫画です。

きょうの猫村さん』 作者:ほしよりこ

★あらすじ

家政婦紹介所に住み込みで働くネコの猫村ねこは、家政婦紹介所の奥さんから、犬神家での奉公を言いつけられる。犬神家は由緒ある家柄の裕福な家だが、家族の人間関係はあまりよろしくない様子。そこでねこが見たものは一体?!! -wikiより抜粋

☆おすすめポイント

先ほどと全く作風変わってほのぼの系!絵柄はざっくりな感じで、ここは好みが分かれるかも。私も最初は苦手かな?と思ったのですが、読み進めていくとそんなこと気にならなくなり、今ではもうこの絵柄に愛着すらあります。この作品の魅力、それは「猫が家政婦をしているところ」!誰もおかしいと思いません。家事はばっちり熟せますし、買い物だっていきます。でもツメをとぐし、蝶々見かけたら追いかけちゃいます。だって猫だもの。
そして猫村さんの奉公先の犬神家がまたまた癖の強い人たちばっかなんですよ。愛人のいる旦那、整形美人の奥様、就活中の長男に、不良の長女。そんな犬神家に猫村さん加わることで、狂っていた犬神家の歯車が少しずつ少しずつ噛み合っていくのです。また、猫村さんは目的があって働いているんですよね、大切な人のために。猫村さんには絶対幸せになってもらいたいと思いつつ、新刊を待ち望んでいる漫画です。

『DRAGON JAM ドラゴンジャム』 作者:藤井五成

★あらすじ

立花龍也(たちばなたつや)、16歳。中卒プー。
金無し、未来暗し、あるのは直径24.5センチのバスケットボールただ一つ。
龍也は鎌倉の海岸近くに住む少年。
家庭の事情から高校への進学を断念。
中卒のフリーターとして毎日を過ごす。
また、ただひとつ腕に自信のあるバスケで、海水浴客に「賭けバスケ」をもちかけ、金を稼いでいた。
そんなある日、“ストリートボーラー"のTJと出会い、運命の歯車が大きく回り始める…!! amazon内容説明より

☆おすすめポイント

この漫画には先日出会いました。レンタルで借りてめちゃめちゃ面白くて買いたい!と思っています。(この漫画だけは現在手元にありません><)
バスケ漫画の王様といえば、スラムダンクでしょう。それからバスケ漫画はいくつか世に出ていますが、やはりどこかスラムダンクで読んだ展開が過って、二番煎じ感を感じることがありました。しかしこの漫画はバスケはバスケでもストリートバスケが題材!今まで知らなかった世界がそこには広がっており、スラムダンクとは全くベクトルの違う作品だということが分かります。個性的なキャラが沢山いるのもいいですねー。主人公の龍也は勿論、ナルシストのハンサムやパンサーも大好きです(笑)
龍也の世界は小さな世界。「賭けバスケ」という小さな狭まった世界。その世界がプロのストリートバスケリーグを知ることで急速に広がっていく!バスケ一つで世界の舞台へと駆けあがっていく龍也から目が離せません。新刊早く出ろー!


以上、三作品をご紹介しました。興味を持った方は是非読んでみてくださいね。