「OSS-DB Silver」取得

久々の資格報告です!というか資格報告しかしていません。笑

資格を得るためには?

以下試験に合格するのみです。Oracleに比べてシンプル!

  • OSS-DB Exam Silver

試験:OSS-DB Exam Silver

試験概要

試験名:OSS-DB Exam Silver
出題数:50問
合格ライン:40%
試験時間:90分
※変更される場合があるので、最新の情報は公式ページで確認してください。

試験結果

一般知識:61%
運用管理:80%
開発/SQL:82%

                        • -

正答率:78%

勉強期間

一カ月半

勉強方法

緑本は利用せず、公式サイトの教科書スマホにダウンロードして読みました。

OSS教科書 OSS-DB Silver

OSS教科書 OSS-DB Silver

黒本は二周しました。
一周目は、分からないところはすぐ答えをみて、解説を読んで理解し、ページを進めることを意識しました。模擬試験一回目は60%。
二週目は、一週目で分からなかったところを中心に通しました。模擬試験二回目は84%。

徹底攻略 OSS-DB Silver問題集[OSDBS-01]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)

徹底攻略 OSS-DB Silver問題集[OSDBS-01]対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)

あとは公式サイトのサンプル問題を一周しました。
これが結構良質で、試験比率の52%を占める「運用管理」の問題は約90問、
32%を占める「開発/SQL」の問題は約60問用意されています。実試験に近い問題もいくつかありました。

ポイント

先に述べたように、試験比率が「運用管理」>「開発/SQL」>「一般知識」となっているので、
試験比率が大きい順に勉強時間を割くのが一番効率的です。
また、公式サイトの出題範囲では、重要度が数値で表されているので参考にしました。
※バックアップ/リストア/VACUUM/ANALYZEなどが重要度高くなっています。

まとめ

上記問題集を一通りやって、手ごたえを感じたならば、大丈夫だと思います。
但し、他の人の受験記を見る限り、問題数のストックがかなり多く受験者よって内容にバラつきがありそうなので、
試験範囲は押さえておく必要がありそうです。
PostgreSQLの公式サイトは、日本語ドキュメントが充実しているので、やっていて分からなかった用語や構文、オプション、これらを調べて理解しておくと、問題に対応できると思います。
以上、今年一回目の記事でした。

「ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c」取得

久々の資格報告です!

資格を得るためには?

資格名「ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c」は、2つの試験に合格することで得られる資格です。
以下の【A】は取得必須であり、【B】は何れか一つを取得することで上記の資格が認定されます。

  • 【A】Bronze DBA 12c(1Z0-051)
  • 【B】11g SQL基礎(1Z0-051)
  • 【B】Bronze SQL基礎(1Z0-017)
  • 【B】12c SQL基礎(1Z0-061-JPN)

以前はそれぞれの試験合格後に「試験合格申請」を行う必要があったようですが、
現在はORACLE CertViewによって資格情報が管理されており、条件を満たせば自動的に認定されます。

試験その1【11g SQL基礎】

試験概要

試験名:11g SQL基礎
試験番号:1Z0-051
出題数:66問
合格ライン:60%
試験時間:120分
※変更される場合があるので、最新の情報は公式ページで確認してください。

試験結果

正答率:83%

勉強方法

実務でSQLを触る機会が多くあるため、基礎的な知識は身に付いていました。
あとは業務で利用せず、試験範囲となっている部分をテキストを使って補いました。
具体的には、以下の参考書を利用しました。

【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[11g SQL基礎I](試験番号:1Z0-051)完全詳解+精選問題集 (オラクルマスタースタディガイド)

【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[11g SQL基礎I](試験番号:1Z0-051)完全詳解+精選問題集 (オラクルマスタースタディガイド)

評判が良かったので購入しましたが、内容が分かりやすく、この参考書一冊を抑えておけば合格可能だと思います。
やはり普段からSQLを使っていることもあり、こちらの試験はあまり苦労せず合格できました。
問題は次です。。。

試験その2【Bronze DBA 12c】

試験概要

試験名:Bronze DBA 12c
試験番号:1Z0-065
出題数:73問
合格ライン:70%
試験時間:120分
※変更される場合があるので、最新の情報は公式ページで確認してください。

試験結果

正答率:74%(結構ギリギリ汗)

勉強方法

本試験が正式にリリースされた2014年5月15日から、まだ一年も経っていないため対応した参考書が少ないです。
私の場合は、勉強を始めたときは11gを受けるつもりだったので、まず以下を購入していました。

【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[Bronze DBA11g](試験番号:1Z0-018)完全詳解+精選問題集 (オラクルマスタースタディガイド)

【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[Bronze DBA11g](試験番号:1Z0-018)完全詳解+精選問題集 (オラクルマスタースタディガイド)

その後、12cの試験がリリースされたため、予定を変更して11gを受けることにしました。
Oracle Database 11gの基本サポートは2015年1月までなので、よほどの理由が無い限り12cを取得することをお勧めします!

さて、上記の11gの参考書だけで合格可能かといえば、おそらく無理でしょう。
11gと12cの変更点をHPである程度参照して試験に臨みましたが、一回目は惨敗!
12cの新試験範囲というよりは11gでも共通の内容だけども、出題形式が見たことないものが多かったという印象です。
主にリカバリやアドバイザの問題がそうでした。

リベンジを誓って勉強していたら下記の参考書が発売されました。

完全合格 ORACLE MASTER Bronze DBA12c テキスト+問題集で合格力が身につく

完全合格 ORACLE MASTER Bronze DBA12c テキスト+問題集で合格力が身につく

中を見た感想は、"かなり本番に近い問題が載っている"です。
模擬試験も3セット(1セットはWeb)付いており、試験数は十分です。ただ、模擬試験以外の部分は少し内容が薄いです。
練習問題で出題された内容が、事前の学習部分で載っていなかったりします。
試験前日に受けたWebでの模擬試験では正答率95%程度でしたが、試験本番では74%でした。
余裕を持って合格する場合は、足りない部分を補う必要があると思います。
その点では、下記のサイトは参考になりました。
Oracle® Database 2日でデータベース管理者12c リリース1 (12.1)
http://docs.oracle.com/cd/E49329_01/server.121/b71307/toc.htm

まとめ

資格を取得しようと思って11g SQLの本を買ってからBronzeの資格を取得するまで一年以上かかってしまった。
原因は、間に情報処理の試験が入ってきたり、プライベートでそれどころじゃなかったりと色々ありますが、
こういうものは短期集中で一気に取っちゃった方が良いですね。長い期間だとモチベーションを保つのが結構大変です。
資格自体はOracleを扱うなら知っとくべきことばかりが試験範囲なので、無駄にはならないでしょう。
DB2などの違うDBを扱う場合でも、他DBの知識があると理解は早いです。
他にも勉強したいことは沢山ありますが、ゆくゆくはSilverを取得したいですね。
これで取得したORACLE関連の資格は三つになりました。これからも頑張ろう。おー。


巷で話題の『Selenium WebDriver』!

Selenium WebDriverを使う必要があるので、読んでみました。
俗にSelenium1と呼ばれるバージョンでは少し触ったことがあるのですが、
複雑な画面だと不都合が多く、簡単な操作だけを自動化して終わってしまいました。

しかし、Selenium2(Selenium WebDriverと同意)は違いますね。
まだ本格的にテストケースを作成した訳ではありませんが、
WebDriverによる他ブラウザ対応や(Selenium1はFireFoxだけだった)、
PageObjectデザインパターンを利用した設計などできることが多そうで楽しみです。

実際触ったあとにまた使用感想を書きたいと思います。

実践 Selenium WebDriver

実践 Selenium WebDriver

ボウリングサロンをスムーズに利用するためのメモ

ボウリングサロンとは

ボウリングサロンというのは、「ザ・プリンス パークタワー東京」の地下2階にあるボウリング場です。
http://www.princehotels.co.jp/parktower/bowling/

ここは他のボウリング場とはちょっと違います。
例えば…

  • 4レーンごとに個室にできる!
  • バーカウンター付きでお酒を飲みながらプレーできる!
  • 利用はゲーム数ではなく時間制!

そんなボウリングサロンを会社のボウリング大会として利用したので、利用するにあたって気を付けた点、HPには載ってなかった点をメモしておきます。

予約

  • 利用日時: 予定より少し余裕を見て予約したほうがよい。予約時間より早まる分には良いが遅くなればゲーム時間は短縮されてしまう。
  • レーン数:
    • レーン数の変更は可能なため人数が確定していない場合、多めに予約しておくとよい。
    • 大体1レーン4名程度が良い。(あんまり多いと順番中々回ってこないしね)
    • 5名だと2ゲームが2時間ぴったりだが、進行を妨げることがあると時間オーバーになる可能性大。

準備(参加者に聞くこと)

  • アベレージ:ハンデをつけるならその参考にため。
  • 靴のサイズ:事前にサロン側へ伝えておくと、靴を用意しておいてくれる。 聞かなくてもよい。その場合、参加者が当日に靴を選ぶ。
  • 右投げ/左投げ:靴の種類がことなるため。

当日

  • 予約の少し前から案内可能で、開始時刻までは練習をさせて貰えた。(これは込み具合によるかも)
  • 始球式をやる場合、練習モードで投げる。そのあと、受付へ行きゲーム開始を伝える。(始球式はあった方が盛り上がりますね)
  • 飲み放題の場合、最初の一杯はまとめてオーダーを聞きに来てくれる。二杯目以降はグラス交換となり、各自バーで注文してもらう。
  • 終わった後の靴とボールはそのままでよい。(これは楽だった)

成績表

  • ハンデあり/なしの個人順位
  • ハンデあり/なしのレーン順位

感想

やはりホテル内のボウリング場だけあって高級感、非日常感がありました。
ラウンド●ンとか大衆向けとは違って落ち着いて楽しめる感じ。
予約の電話およびメール、当日のスタッフの対応など全てが丁寧でスムーズに利用することができ、非常に気持ち良くボウリングを楽しむことができました。
何より参加者が皆楽しんでくれたのが嬉しかったですね。

ちょっといつもと違うボウリングを楽しみたい人には是非ともおすすめしたいし、また機会があれば利用したいです。

あー楽しかった。

DB2の勉強会「ClubDB2」に初参加

DB2勉強会

DB2の勉強会に初参加してきました。


この勉強会を知った経緯は、DB2のフィックスパックを適用するために手順を調べていたところ、よくお世話になっている「Unofficial DB2 BLOG」さんに案内が載っているのを発見したためです。


今回のテーマが面白そうで、DB2アーキテクチャーの基本や、SQL実行の仕組み、Oracleとの違いを比較しながら勉強しましょう!というものでした。
見つけたのも何かの縁だと思って早速申し込み。そして参加してきました。
https://www.ibm.com/developerworks/community/wikis/home?lang=en#!/wiki/ClubDB2/page/Club%20DB2

備忘録

以下、勉強会の話題で気になったところを備忘録として。(間違ってるところもあるかも;)

  • DB構成1:Oracleは1インスタンスに1データベースが対応している。DB2は1インスタンスに複数のデータベースを対応させることができる。
    • 上記の違いがあるが故、DB2の構成パラメーターは システム > DB2 > インスタンス > データベース 単位で存在し、設定が可能。
  • DB構成2:クライアントからの要求があった場合、DB2は必ずメモリ上(バッファプール)にデータを展開してデータを読み取る。これは、ディスクへ読み書きるタスク数はコア数に依存するが、メモリ上ならばスレッド数で調整が可能なため並列処理の高速化が可能。
  • トランザクション分離レベル:Oracleは2種、DB2は4種。どちらもデフォルトはREAD COMMITED(コミット読取り)。
  • 読み取り一貫性:Oracleは「マルチ・バージョン一貫性制御(Read Committed)」…Select発行時点でのコミット済みデータを読む。DB2は「Currentry Committed」…常に最新のコミット済みデータを読む。
  • ロック・エスカレーション:救済機能。これを起こすようなアプリを作っちゃだめ。

感想

年々DB2Oracleの差はなくなってきているような印象を受けました。読み取り一貫性はDB2Oracleに合わせる形で、DB2 v9.7から双方の違いはほぼないようです。また、オプティマイザについてはOracle側がDB2と同じコストベース計算となっています。こうやってどんどん最適化が計られると、やはり差がなくなるのは必然なんだろうなと感じました。そしてどこで差別化を行うかというのが課題なんだろうと思います。


勉強会の雰囲気はゆるく和気藹々な感じで、楽しかったです。193回の実績があるだけあって、初参加の人よりも常連さんの方が多かった印象。


講師のすみちゃんの説明が、堅くて眠くなるような説明じゃなく、経験談も交えての弾むような話し方が聞いていて飽きなかったです。
きっとめちゃめちゃDB2に詳しいんだろうなってベテラン雰囲気な人もちらほら。


良い勉強になりました。次回も行ってみたいです。

下町ロケット/池井戸潤

下町ロケット/池井戸潤

オススメ度(80点/100点)

ドラマ『半沢直樹』で世間を賑わせた池井戸潤直木賞受賞作品。
ロケットエンジン研究者の佃航平は、ロケット打ち上げの失敗が原因で研究者の道を諦め、家業の町工場・佃製作所を継ぎ七年が経っていた。
そんな中、経営順調だった佃製作所に苦難が襲い掛かる。大口顧客からの取引停止、競合企業から特許侵害の訴え、ロケット開発の大企業・帝国重工からは特許技術の買取を打診される。特許技術を売れば資金難を解消できるのだが、佃航平のかつての夢が、プライドが、簡単にそうすることをさせなかった―。

企業小説をあまり読んだことがなかったため、題材事態が新鮮で魅力的なものだった。
だって宇宙だよ?ロケットだよ?男なら一度は夢みて憧れるものでしょう。歳を重ねるにつれて自分とは遠い世界なんだと気付いていくけれど、それでも胸の奥そこにひっそりと眠っている憧れ。そんな気持ちを揺すられているようだった。

作品を通して印象的だったのは、佃製作所の社員たちが自社製品の品質にかける誇りである。
自社製品の品質に問題があれば会社そのものの信頼を失うことになる。だからこそ自分たちの技術力を信じて最高品質のものを作り出す。
やるなら徹底的に!だ。

自分もエンジニアとしてこうあるべきだと思った。過去に少しでもいい加減な仕事をしていないか?と問われた時に、自信を持ってYESとは言えないなと。新年一発目に読み気持ち新たに今年を過ごすには最適な小説だ。

そして、自信の仕事に誇りをもって妥協しない一年を過ごそう。そう思わせてくれる作品だった。
池井戸潤の他の作品も読んでみたいと思う。

下町ロケット (小学館文庫)

下町ロケット (小学館文庫)